梅雨入りし気温も湿度もぐんぐんと上昇しております。
皆様お元気でしょうか?
こんにちは!
国際中医薬膳師&2020年スパイスアンバサダーのゆりぽむです。
この時期になると冷たい飲み物やひんやりおかずなどに手が出やすくなるので、気付いたら胃腸の冷えによるトラブルに見舞われるケースも多くなってきます。
さて、そんな暑さと湿度と冷えがセットでやってくる日本の夏をどう過ごすかなんですが、ここはズバリ
スパイスの力を借りましょう
と、言う事で今日は胃腸を温めてくれるクミンを使ったお手軽から揚げです。
続きでクミンの使い方や効能なども合わせてご紹介しておりますので、お付き合い下さいね。
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クミンはカレーを作る時にも使われておりそのイメージから、インド料理専門のスパイス?と思われるかもしれないのですが、インド料理はもちろんの事、中華料理や中近東の料理、ヨーロッパ、メキシコ、アメリカ…と、世界中で愛され使われているスパイスの1つなんです。
その形は、ホール(粒)とパウダーがあり、粒はこの様な形状。
ホールは炒め物の始めに油で熱して(炒って)香りを油に移して使う事でその香りを引き出す事が出来ます。
パウダー状のものは肉の下味などといった形で直接食材にすり込んで使う事で、肉の臭み消しにもなり、またクミン特有のスパイシーな香りを楽しむ事が出来ます。
今回はクミンパウダーを使った、スパイス感のある鶏の塩から揚げです。
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■クミン香る鶏のスパイシー唐揚げ(から揚げ)
<材料>
鶏肉(胸またはももなどお好みの部位):200g
油(揚げるためのもの):適量
(調味料)
塩:3g
砂糖:1g
GABANクミンパウダー:小さじ1
ガラムマサラ(無くても可):小さじ1/2
おろしニンニク:1/2片~好みで調整(無くても可、生姜に変更もアリ)
水:大さじ2
(衣)
薄力粉:大さじ2
かたくり粉:大さじ2
ベーキングパウダー:小さじ1/2(無くても可)
ターメリック:小さじ1(無くても可)
1.鶏肉は爪楊枝などを全体にプスプスと突き刺してから一口大のそぎ切りにします。
2.1をナイロン袋に入れ、調味料の材料も加えて揉み込み最低でも10~20分は置いて味を馴染ませます。
※馴染ませている間は冷蔵庫に入れておきましょう
クミンパウダーです↑
3.衣の材料を合わせておきます。
※ターメリックは風味も付くのですが色づけの目的で使っています。
4.3の粉を大さじ1杯分取り出し、2の下味を付けた鶏肉に加えて揉み込みます。
※鶏肉に加えた水分と馴染んで粉っぽさがなくなればOKです。
5.バットに3の衣の粉を広げ、4の鶏肉に粉をまぶします。
※この作業は揚げる直前に行って下さい。
6.油で5の鶏肉を揚げて出来上がり。
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■塩の量の話
材料に対しての塩の量ですが、1.5%~2%を目安にしています。
100gのお肉であれば1.5g~2gで、2g(2%)だとまぁまぁ味がついていますが、市販品よりは薄味です。
私は、塩と砂糖を合わせて2%にする形で調整しており、1.5%が塩、0.5%が砂糖です。
砂糖を入れる理由は、砂糖の持つ保湿効果もあるのですが、塩と合わせる事で塩味がマイルドになるので加えています。
決して甘くする目的ではないので、分量もこの割合にしています。
ただ、味付け(塩味や甘味)と言うのは、好みがありますのであくまでも目安としてで調整してみて下さいね。
■にんにくや生姜の話
にんにく風味は食欲も増しますし、何よりも体を温めてくれる食材なので冷えが気になる時は加えるのもアリです。
生姜にするのもお勧めですし、両方合わせるのもアリです。
もちろん無しでもOKです。
■クミンとガラムマサラ、スパイスの話
スパイス使いとしては、クミンだけで美味しくシンプルな味わいですのでまずはクミンを使って作ってみて下さい。
アレンジとしてガラムマサラを入れたりカイエンヌペッパー(唐辛子)やブラックペパーなどの辛味を加えて、より大人テイストにしていくと面白いです。
■揚げたくない時
薬膳の世界では体調不良をととのえるための食事と言う事もあり、消化の妨げになりがちな「揚げ物」は存在しないんです。
なので食欲不振な時の揚げ物レシピは避ける様にし、上記レシピも下味をつけたものを、グリル焼きで召し上がるのがお勧めになります。
体調や食欲と相談して、揚げる・焼く を選んで下さいね。
■衣の話
ベーキングパウダーを加えるのは膨らます事が目的ではなくカリっとさせるためです。
ちなみにナゲットの生地もベーキングパウダーをちょっと加えるとカリっと仕上がります。
粉を合わせた後、大さじ1杯分をお肉に揉み込ませていますが、これは粉をまぶしやすくするためでもあります。
通常、このタイプのから揚げは溶き卵を使った衣のレシピが多いのですが
卵は別の料理で普通に食べたい
と言う気持ちが強すぎて、衣に卵を使わずに作る様にしています(笑)
から揚げは飲み物!とか言い切るほどから揚げが好きなんですが、試行錯誤の末に出来上がったのが今回紹介している衣の配合になりました。
私は胸肉を使う事が多いため白く仕上がりがちなので、ターメリックを入れる事で色づけを兼ねております。
と言う事でクミン香る鶏のスパイシー唐揚げ(から揚げ)なんですが…クミンは胃腸を温めてくれる生薬でもあります。
問題は、体を冷やすビールとの相性が抜群と言う事で
飲み過ぎに注意せねば…と言う所でしょうか。
夏の冷えに気を付けながらこの夏もスパイスライフを送りたいですね。
それではまた!
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