2月に長谷園のご飯炊き土鍋「かまどさん」が我が家にやってきて3ヶ月ほど経過いたしました。
1合で炊けるのがお気に入り状態となり、玄米、雑穀枚、お粥、炊きこみご飯…と、色々と楽しんでおります。
こんにちは!
当ブログにお越し下さりありがとうございます♪
フードコーディネーター&国際中医薬膳師のゆりぽむです。
1合炊きの時はかまどさん、スパイス類を使う匂いの出るものや量が多い時はシリットのお鍋と使い分けをしながら日々のご飯を楽しんでいるので、かまどさんご飯も順番に紹介していきたいと思います。
今回は「ごぼう」のご飯です。
これを炊いたのが4月の上旬だった事もあって、桜花人参を散らしております。
そしてこの時期から
花粉症でお悩みの方も続出
と言う状態ですよね。
コロナの影響でマスクも品薄になっている中での花粉症対策は大変なものがあると思います。
今回紹介する食材「ごぼう」は花粉症対策にもアプローチをかけてくれる素敵食材なんですよ。
続きでごぼうご飯レシピとごぼうの薬膳効能など紹介しておりますので、引き続きお付き合い下さいね。
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かまどさんが我が家にやってきた経緯と基本のかまどさんの使い方は↓こちらをご覧下さいね。
かまどさんを使った玄米の炊き方は↓こちらからどうぞ♪
玄米ご飯、とても良い具合に炊きあがるのでびっくりでしたよ♪
そしてかまどさんで炊く薬膳ごはんの第1弾は「蕪の菜飯」は↓こちらから。
さて、今回は「ごぼう」のご飯です。
基本的に私が炊く野菜を組み合わせたご飯は
味付けはかなり薄いです。
通常のご飯と同じ様におかずと合わせて食べられる様にしているのと、野菜の風味を感じるのが好きだからというのがあります。
と言う事で、そんな薄味なご飯ですが味の強弱はお好みで調整して頂くとして、ごぼうご飯のポイントを先にお伝えしておきますね。
ごぼうのアク抜きはしません
ただただそれだけです。
アク抜きをしてしまうと牛蒡の風味や旨味が抜けてしまいますので、そのまま使っちゃいます。
*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*■ごぼうご飯
<材料> 1合分
米:1合
昆布水(または合わせだし):米と同量~1.1倍(180~190cc程度)
ごぼう:1/2本分
人参:無くても可、好みで適量(彩りとして使用)
○ごぼうの下味用
薄口醤油:小さじ2
みりん:小さじ1
塩:少々
1.米は洗ってザルに上げ水を切ってから昆布水(または水)に30分以上浸しておきます。
2.ごぼうはささがきにするか半分に切って斜めに薄くスライスします。
3.2の牛蒡をボウルなどに入れ、薄口醤油、みりんを合わせたものを振り入れ混ぜて馴染ませておきます。
4.1の米の上に3のごぼうを広げて乗せ炊飯をスタートします。
5.炊飯・蒸らしが終わったら混ぜ合わせて出来上がり。
※この時点で塩を少々振り入れ味の調整を行います。
*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*
しっかり系のお味にしたい場合は、
米1合に対して
・薄口醤油:大さじ+小さじ1
・みりん:大さじ1+小さじ1
で味付けのベースにします。
またはめんつゆや白だしなどを使う場合は、めんつゆの濃度にもよりますが大さじ1.5前後から調整という感じでしょうか。
ごぼうの風味が私自身とても好きで、ごぼう茶でご飯を炊く事も多いんです。
この時は今回みたいに味を付ける事も無く、雑穀と合わせてごぼう茶(乾燥したごぼう)を一緒に振り入れておくだけなんですが、ごぼうの香りがとても良くて大好きなんです。
雑穀とごぼうがミックスされた雑穀ブレンドなどもありますが↓
市販のごぼう茶をさっと振り入れるだけでも美味しいご飯になりますよ。
ごぼう茶の話題は↓こちらからどうぞ♪
ごぼう茶を使ったレシピは↓こちらから♪
とそんなごぼうですが、この日の朝食は
春菊の赤だしとだし巻きたまご、大葉の浅漬けやミニサラダなどとご飯を頂きました♪
≪中医学・薬膳から見たゴボウ(牛蒡)のお話≫
ごぼうといえば「根菜」に所属する野菜なんですが、根菜は体を温める食材と言うイメージの方も多いのではないでしょうか?
玉葱や人参などは体を温める性質を持っており、イモ類は平性と言われる温めも冷やしもしない性質を持っています。
そして、大根や今日の主役のゴボウは
涼性食材
と言う事で、体の余分な熱を取ったり冷やす性質を持っています。
なので、
炎症を抑える
と言う効能を合わせもつ食材でもあるんです。
発熱性の風邪や喉の腫れなどにも使用する事があり、また漢方では牛蒡(ごぼう)の種は「牛蒡子(ごぼうし)」と言う名前の生薬で解熱・解毒に用いられます。
代表的な漢方薬として、喉の痛みや風邪の時の「銀翹散(ぎんぎょうさん)」や皮膚の痒みへの「消風散(しょうふうさん)」などにも用いられています。
と、そんなこんなのごぼうのお話でした。
それではまた!
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