■タマネギの旬
春播き栽培と秋播き栽培に使われる「黄たまねぎ」の品種群があり通年出回っているが、新玉ねぎは「白たまねぎ」品種群を中心として春が旬です。
■日本の産地
ばれいしょと並び、北海道が玉ねぎの収穫量は第1位、次いで、サガ、兵庫、愛知…などと並び静岡も玉ねぎが収獲されています。
特に、新玉ねぎは静岡県産が国内で一番早く出回り、1月上旬から出荷が開始されるのが特徴です。
■新玉ねぎの特徴
皮が薄くて水分を多く含み、生でも辛くありません。
また、独特の苦味や臭いが少ないのも特徴の1つ。
■保存方法
水分が多いので日持ちがしません。
ビニール袋に入れて冷蔵庫で保存し、2~3日で食べ切るのが目安。
生のままの冷凍も出来ますので、くし形や薄切りなど目的別にカットして冷凍保存しておくのもお勧めです。
加熱時間も短縮されるので、飴色玉ねぎなどを作る時も1度冷凍にしておくと時短で出来ますよ!
■栄養・機能性成分
玉ねぎの栄養価は「硫化プロピル」と「硫化アリル」と言う2つの硫化成分(硫黄成分と化合したもの)が含まれています。
その他、ケルセチンと言う栄養が含まれているのが大きな特徴です。
これは他の食品にはあまり含まれておりません。
硫化プロピル:
血糖値を下げる作用を持っている成分です。
硫化アリル:
生の玉ねぎにある辛味やにおいの元でもあり、玉ねぎを切った時に目が痛くなる成分がこれです。
空気に触れると「チオスルフィネート」と言う成分に変化します。
血液をサラサラにしたり、悪玉コレステロールを減らす他、交感神経を刺激し体温を上昇させます。これにより風邪の予防や脂肪燃焼を促します。
ビタミンB1の吸収をアップさせてくれるので、ビタミンB1を多く含む豚肉と組み合わせるのは効果がアップします。
ビタミンB1の吸収がアップする事で、疲労回復や、新陳代謝を促すなどに繋がります。
玉ねぎが血液をサラサラにする!と言われますが、その成分が硫化アリルなんです。
ケルセチン:
強い抗酸化作用と血液をサラサラにする効果を持っています。
■玉ねぎの「生」と「加熱」での栄養価について
硫化アリルは水溶性のため水に溶けやすく、長時間の放置で気化してしまいます。
加熱調理の時は次のポイントを押さえて調理しましょう。
1.切った玉ねぎは水にさらさない→硫化アリルは水溶性なので水にさらすと流れでてしまうため。さらす場合は短時間で。
2.スープなどに使い栄養価ごと頂きましょう。
3.豚肉との調理はお勧め!
■切り方で変わる玉ねぎの栄養
玉ねぎの繊維に沿って切るか、繊維を断ちきって切るかで食感も変わってきますが実は実は…
栄養価も変わってきます
玉ねぎを横に切る(繊維を断ちきる)→血液サラサラ効果
硫化アリルが空気に触れやすくなり「チオスルフィネート」と言う血液サラサラ効果のある成分に変化します。
玉ねぎを縦に切る(繊維に沿って切る)→血糖値が気になる方にお勧め
玉ねぎに含まれる硫化アリルが、繊維に沿って切る事で硫化プロピルをそのまま摂取しやすくなります。
■タマネギの薬膳ポイント
性質は温性で、気血(きけつ)を巡らせ体を温めてくれます。
生の時は辛く、加熱すると甘くなるのが特徴で、独特の辛味は硫化アリルの成分で新陳代謝を活発にして疲労回復を促します。
体内の余分なナトリウムの排出を行うので、高血圧や動脈硬化の予防にもアプローチしてくれます。
と、ざっくりと恒例のお野菜のお話だったのですが、新玉ねぎは通常の黄玉ねぎと異なり長期保存に向いておりません。
なので、沢山ある場合は料理にもさくさくと使いながら、保存方法も考えていかないと・・と言う事になるのですが、私は玉ねぎといえばこれ。
このブログでもちょくちょく登場していますが、まずは
酢玉ねぎ
これは作っておくと何かと便利な上に、アレンジもしやすいのが嬉しいです。
また、私の場合生玉ねぎが苦手(体質的にちょっときつい)な場合でも、空気にさらしたり、酢玉ねぎにする事で緩和される事も助かっています。
↓過去記事のこちらでも紹介しておりますが
レシピを再掲しておきたいと思います。
通常だと黄玉ねぎで作りますが、新玉ねぎで作るとそのみずみずしさも含めて美味しいんですよ。
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