10月の南瓜シリーズは、クッキーやケーキ、カップケーキなどを作ってたのですが、こういう「形のあるもの」を作るのは楽しいものがありますね。
これはクッキー生地に南瓜を練り込んだものですが、成形時にかぼちゃっぽくするので皆でワイワイと楽しく作りました。
さて、そんなこんなでかぼちゃの種なんですが、
洗って干して乾燥させて中身を取り出して炒る
と言う流れです。
*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*■自家製ロースト南瓜子(ローストパンプキンシード)
<材料>
かぼちゃの種:適量
1.かぼちゃの種はワタと種をわけ、種をしっかり洗う。
※この時にぬめりがあっても干している時に乾くのである程度は大丈夫。ワタが取れてればOKです。
2.天日干しにします。
※外で干す場合はネットなどに入れて干して下さいね。
3.ぱりぱりに乾燥したら、中身を取り出します。
4.フライパンで炒って出来上がり。
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と、手順的にはそんな感じですが、写真と共に説明していきますね。
まずこれが洗った直後のものを並べた状態。
まだちょっとワタがついているものもありますが、この程度なら全然OKです。
我が家は南側の出窓部分が一番日当たりが良いのでそこを使っての室内干しなので特にネットなどでガードはしておりません。
ヌメリが少々あるのでキッチンペーパーなどを敷いてしまうとくっつきます、なのでアルミホイルやラップの上、オーブンシートなどくっつきにくいものがオススメです。
2日目ぐらいでこの様な状態。
ワタが乾いているのが分かるでしょうか?
そして1週間経過でこんな感じです。
もうそろそろ良いかなぁと思うのですが、まだこれ干しが足りません。
かぼちゃの種はこれをそのまま食べる・・・ではなく、中の核(緑の所)を食べるのでしっかり乾燥させてから中を鶏だします。
え?そんなに時間待てない?
雨降ってるから干せない?
そんな場合はレンジ加熱やオーブン加熱で乾燥させて食べるというのももちろんアリですよ♪
レンジだと殻の部分がはぜて中身を取り出しやすい場合もあるので、そちらもオススメ。
レンジ加熱の時間を調べた所、500wだと
種1粒に付き4秒計算 で、種の数×4秒
という数字が出ておりました。
種をワタと分ける所まで行えば、後はお好きな方法で。と言う感じですね。
私は天日干しにしたものを、食べる分だけ中身を取り出して、フライパンでローストするのが結構お気に入りで。
都度都度やっています。
さて、そんな南瓜子ですが、リノール酸やオレイン酸などの不飽和脂肪酸や、ビタミン各種(E、B1、B2)、鉄分、ナイアシンetcといった栄養素が含まれており、コレステロールはゼロ、またたんぱく質も含まれています。
種に含まれているビタミンEは、若返りのビタミンとも呼ばれ、しみやしわの予防や、のぼせや肩こり腰痛などの更年期の諸症状を和らげ、血行不良による冷えの解消も期待出来ます。
かぼちゃの種だけに限らず「シード」や「ナッツ」類は本当にさまざまな栄養を含んでいるので、近年とても注目されているパワーフードでもあるんですよね。
漢方では咳止めや産後のむくみをとったり、消化機能を改善したり、お乳を出やすくするのにも使われる生薬の1つなんですよ。
南瓜をお料理に使ったらぜひ種も捨てずに使ってみて下さいね!
自作すれば安心安全、とはいえどんなものでも食べ過ぎは厳禁、1日10~15粒ぐらいが目安なので、都度炒って食べてるのは丁度良いぐらいかもしれません。
それではまた!