重陽の節句~数字の陰陽。
2017年 09月 09日
暑い暑いと言ってたら、朝晩すっかり涼しくなってきました。
秋の気配というか、秋!と言う感じですね。
家の南天の葉も赤くなってきております。
さて、本日、9月9日は五節句で「重陽の節句」なのですが、正月明けの人日(1月7日七草粥)から始まり、上巳(3月3日桃の節句)端午(5月5日)七夕(7月7日)と続きますが、9月9日の重陽の節句は何となく存在が薄い様な気がします。
と言うのも端午の節句や桃の節句の時とは少し異なり、お祝いというより長寿や健康を願う日で、目立ったイベントが無いからなのかもしれませんねぇ…。
そんな「重陽の節句」ですが、陰陽的にはなかなかにめでたい日なんですよね。
陰陽の世界で奇数は「陽」偶数は「陰」にあたり、この「九」は陽の数の最大、つまり「陽の極み」と考え、それが重なる9月9日は大変めでたい日とされています。
「重陽(ちょうよう)」と言うのは、陽が重なる…と言う意味から来ています。
また、菊を用いて不老長寿を願うことから「菊の節句」の名前も。
そしてこの時期は、収穫の時期にもあたるため、「栗の節句」として栗御飯でお祝いする地域もあるそうです。
私はモンブランを食べたい派だったりしますが…。
重陽の節句の今宵は、不老長寿を願いながら一献の夜…と言うのも良いですね。
写真は以前の重陽の節句の宵のものですが、菊花を入れた菊花酒です♪
それでは今宵も…
好い酔い宵っとね♪