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スパイスと薬膳と。

スパイスとお酒が好きな薬膳師が綴る料理小ネタとレシピのブログです。レシピ数はただいま1400超。

ほろ酔い薬膳♪梅香る こんにゃくの梅おかか煮。

こんにちは!
おうち飲み好き好き♪
おうちのみ大使の国際中医薬膳師ゆりぽむです♪

おうちのみ大使の活動がスタートして2ヶ月目に入りました。
今月のお題は

初夏の和風おつまみ料理

となっております。

そろそろ梅仕事のシーズン到来、と言う事で青梅をちょこちょこと見かける様になりました。
今年は仕込めるかなぁ、どうしようかなぁ…などと迷ってる間に梅シーズンが終わりそうですが、ともあれ梅干しは大好きです♪

さて、そんな梅干しを使った簡単おつまみ。
私の大好きな「今宵のアテ」の1つでもある、梅おかか煮。

ほろ酔い薬膳♪梅香る こんにゃくの梅おかか煮。_e0192461_13120448.jpg

初夏のお酒のお供にもぴったりじゃないかなぁと思います。
前回のヘルシーおつまみのテーマにもぴったりですね。

続きで薬膳ポイントと共に紹介しておりますので、佳かったらご覧下さいね。






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■こんにゃくの梅おかか煮
<材料>
板こんにゃく:1枚
昆布水:1カップ~
梅干し(大きめのもの):1個
醤油:小さじ1
みりん:小さじ1
鰹節:5g
大葉:2~3枚(無くても可)

1.板こんにゃくは食べやすい大きさに切り、塩で揉んで流水で洗い沸騰したお湯で3~4分茹でてアク抜きをしておきます。
2.鍋に1のこんにゃくを入れ潰した梅干しと醤油、みりん、半量の鰹節、そして昆布水をかぶる程度に加え火にかけます。
3.梅干しを崩しながら水分が無くなるまで煮て、仕上げに鰹節の残りをふりかけさっと合わせます。
4.器に盛り好みで大葉のせん切りを乗せて完成です。


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梅干しは味によっても仕上がりが違うので、味を見て梅を足したり、醤油やみりんを加えるなどしてみて下さいね。
今回、醤油とみりんを加えたレシピですが、梅の味によっては、醤油もみりんも入れず梅とおかかだけで作るのも美味しいです。
手順には記載していませんが、アク抜きが終わったあとだしで下茹でして煮含めたものを使うとさらに美味しさアップします。

さて、ちょっと余談ですが、去年の今頃和歌山の梅の産地に遊びにいった際に「紀州梅の里なかた」さんと言う梅干しと梅酒の製造メーカーさんの見学に立ち寄りました。

ほろ酔い薬膳♪梅香る こんにゃくの梅おかか煮。_e0192461_13354645.jpg

私、梅干しも梅酒もそんなに「好き!」と言うほどではなく、特に梅酒に至っては甘いのでこれまで見向きもしなかったのですが…。何でもそうですが、ちゃんと知ると興味も深まり、そして興味がないわ~といいながらも「お気に入りのもの」が見つけられるものなんだなぁと思いました。

この時、お店で作られている梅干し全て(!)を試食しまして。

ほろ酔い薬膳♪梅香る こんにゃくの梅おかか煮。_e0192461_13364754.jpg
梅干しってこんなに1つ1つ味が違って、そして梅の品種でもここまで香りが違うものなんだと驚きました。

そして梅酒!!
これも色んな種類があり、ワインみたいなものや日本酒と合わせたもの、ブランデーを思わせるもの、そしてウイスキーの様なもの…。

ほろ酔い薬膳♪梅香る こんにゃくの梅おかか煮。_e0192461_13382776.jpg
こちらも全種類(!)試飲させて頂きました♪

ほろ酔い薬膳♪梅香る こんにゃくの梅おかか煮。_e0192461_13390965.jpg
これまで梅酒ってそんなに好んで飲む事がなかったのですが、こちらで樽仕込みの梅酒と出会いまして。
ウイスキー派な私はこれにノックアウト!


おいし~~~!

ほろ酔い薬膳♪梅香る こんにゃくの梅おかか煮。_e0192461_13395809.jpg
お高いので

誰かプレゼントしてください♥


って感じのものですが、樽仕込みの梅酒の美味しさにはまりました(^^)



と、梅おかか煮の話から脱線してしまいましたが、これを機に梅酒を仕込んでみようかなぁ…なんて事もちょっと思うのでした。


<薬膳ポイント~梅干し>
「三毒(食べ物・水・血の毒)を断ち、その日の難を逃れる朝夕1個食べれば医者いらず」などとも言われ、古くから民間療法でも薬として用いられているお馴染みの梅干し。
薬膳では、消化促進、結構促進、食欲増進の他、関節痛や、喉のつまり感や汗の出すぎや尿漏れにアプローチをかけたり、暑気あたりなどにも用いられます。



私は梅干しの塩気が強すぎて、そのまま食べるのもちょっと厳しい…とか、ご飯と共にだと梅干し1つでおかず要らずになってしまう…と言う事もあって、梅干しは私は調味料としての扱いになる事が多いです。

梅和えや梅炒め、梅煮など料理のあちらこちらで梅を使っています。
梅干しも蜂蜜梅や甘いタイプのものを使ったり、自家製の塩の利いたものを使うなどで、随分と味は変わってきますが…このお料理には蜂蜜梅がいいなぁとか、このお料理には塩気の強いこちらを使おう、といった形で梅干しを選ぶのもまた楽しいものがあります。

さて、こんにゃくは、明太子バージョンと山椒醤油、味噌バージョン、そしてこの梅おかかのどれかを作る感じになっていますが、豆板醤を入れた味噌煮もお気に入りです♪

こちらは初夏と言うよりは秋冬頃に食べたくなる感じでしょうか(^^)


写真は、梅おかか、豆板醤味噌、山椒醤油、含め煮の4種のこんにゃくのアテ盛りです♪

ほろ酔い薬膳♪梅香る こんにゃくの梅おかか煮。_e0192461_14010792.jpg


色々作り置きしておいて、盛り合わせるのもこれまた楽しいですよね。


それでは今宵も…

好い酔い宵っとね!



ではまた!


【おうちのみ大使関連記事・レシピ】
ほろ酔い薬膳♪ヘルシーに!漬け鮪で秘密の薬膳丼 。(2017年ほろ酔い薬膳_レシピ002)






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by yuri-pom | 2017-05-29 13:44 | 卵・豆腐・蒟蒻・豆類 | Trackback | Comments(0)

by 薬膳師ゆりぽむ