本日1月15日は小正月、一昔前だとこの日が成人の日でした。
昔は元服を小正月に行っていた事から、成人の日が1月15日になっていたそうなんですが、小正月と元服の関連性が分かりづらいとか、小正月が馴染みがない等の理由から、2000年から成人の日が1月の第2月曜になったそうです。
そんな小正月ですが、この日をもって正月行事が終了となるので、別名
「女正月」
とも呼ばれております。
正月は羽を伸ばすぞーとか、正月中は何もしないぞー!なんて言ってられるのは男衆や子供達の世界であって、女達の正月は何かと忙しい。
大晦日前からバタバタと始まり、元旦を迎えて三が日、そして七草に鏡割り、小正月まで…と、地味に何やらと続いてるんですよね。
15日頃は女性が正月行事から解放され、やっと一休み出来ると言う事でついたこの「女正月」なる別名だそうです。
そんな小正月に食べるものは、小豆の赤色で邪気を祓い万病を防ぐと言う小豆粥です。
私は小豆粥にはお鏡割で残しておいたお餅を入れるのも好きで、毎回茹でたお餅だったり焼いたお餅だったり…がこの様に入ります。
一昨年と昨年はインドのキチュリ(スパイシーな豆のお粥)だったので、今年はオーソドックスな和のお粥でにいたしました。
が、咳対策を兼ねて薬膳仕立てにいたしました。
続きで紹介しておりますので、ご覧下さいね。
ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして頂けると嬉しいです♪m(_ _)m
今日は、百合根を用いた百合根粥にいたしました。
百合根についての薬膳ポイントはレシピの下にありますので、読んでみて下さいね。
*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*
■百合根小豆粥
<材料>
お米:1/2カップ
茹で小豆:1/2カップ~お好みで調整
昆布水または水:お米の7~8倍
塩:少々
百合根:1球
1.お米は洗ってざるにあけ、水気が切れたら鍋に分量の水とともに入れしばらく吸水させておきます。
2.火にかけ沸騰したら弱火に落として蓋をし(蓋はずらしておきます)20分炊きます。
3.2に小豆と塩少々、解しておいた百合根を入れます。
4.蓋をして15分弱火で炊いて火を止め、5分程度蒸らしたら出来上がり。
5.好みで茹でた(または焼いた)お餅を入れます。
*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*.....*
百合根は煮こみ過ぎると溶けてしまうので、炊いている途中で加えます。
シャキシャキ、ほっくり…煮こみ時間で食感が変わるので、加える時間はお好みで。
■薬膳ポイント
咳が出るなぁとか咳込むなぁと言う時に、薬膳では銀杏や百合根などを用います。
(ただし、やや寒性の食材でもあるので寒気がしている時やお腹が冷えている時にはお勧め出来ません)
体の体液を増やし呼吸器系の粘膜を潤す作用があるので、空咳や血が混じった痰や発熱性の病気の治りかけでまだ熱が残っているのに有効とされています。
また、イライラしている時などにも心を落ち着けてくれる作用があるので(清心安神)、気持ちを落ち着かせたい時などにもお勧めですよ♪
百合根入りのお汁粉やぜんざいも良いですよね。
そして…!
このお粥を入れている器なんですが、最近我が家にやってきたお気に入りのお茶碗なんです。
本来は「お茶」椀なので、お茶を入れるサイズで掌に収まるこぶりのものなんですが、私はこれにご飯を入れて日々の飯椀として使っています。
私が日々食べるご飯は80gなんですが、この量が上に色々乗せても大丈夫な程度に良い具合におさまります。
小さいサイズなので2種類の丼やお茶漬けを楽しんだり、小鉢としても使えるのでとても気に入っております。
額田円也さんという作家さんのもので、昨年グループ展を見に行った時に1つ連れ帰りました。
もう1つ買っておけば良かったなぁ…と思っていたら、年明けのお誕生日のプレゼントでさらに2客手元にやってきて、現在3客になりました。
まさかの贈り物にただただ驚くばかりでしたが、頂いた他の作家さんの器とともに大切にそして日々の食事に使いたいと思います。
それにしても大きさが本当に丁度良いです。
額田さんのホームページはこちらから↓ご覧下さいませ。
素敵な器が一杯ですよ(^^)
そして今日のリンクは、七草の時と変わりませんが…お粥リンクにいたしました。
小豆粥、ぜひ召し上がってみて下さいね!
ランキングに参加しています。 下のバナーをクリックして頂けると嬉しいです♪m(_ _)mこちらもよろしくお願いしますm(_ _)m
にほんブログ村
第一回プラチナブロガーコンテスト