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スパイスと薬膳と。

スパイスとお酒が好きな薬膳師が綴る料理小ネタとレシピのブログです。レシピ数はただいま1400超。

夏の薬膳涼菜、夏野菜の煮浸しと焼き浸しとトマトだしでひんやりトマトゼリー。

夏になるとラタトゥイユや焼き浸し等の常備菜が冷蔵庫に入っています。
体の熱が篭もりがちになるこの季節、体の熱を取ってくれる野菜を食べる事で体温などの調整が出来ている様な気がします。

ラタトゥイユは1つのお鍋で全部煮てしまいますが、煮浸しや焼き浸しの場合は、ものによってはお出汁を分けて使う事もあります。
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今回は、茄子の焼き浸し、トマトのジュレ、とうもろこしのお浸し…と、分けています。
インゲンはさっと湯がいたものを茄子と一緒に浸しておきました。

続きでもう少し紹介していますので良かったらご覧下さい。


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茄子はアク抜きしてフライパンに薄く油を引いて焼いています。
油を多めにして皮目の部分を焼くと綺麗な紫色のままになるのですが、今回は油少な目にしたかったのでほどほどに^^;
夏の薬膳涼菜、夏野菜の煮浸しと焼き浸しとトマトだしでひんやりトマトゼリー。_e0192461_1493660.jpg

そしてトマトのジュレは、白だしとトマトを合わせたものです。
いつもなら湯むきしたトマトを軽く白だしで煮てゼラチンを入れて固めるのですが、最近は湯むきしたトマトにゼラチン入りの白だしをかけて、そのまま冷やし固めています。

■トマトのおだしで、ひんやりトマトゼリー
<材料>

プチトマト~ミニトマト:10個~12個
(写真は小さめのフルーツトマトでプチトマトよりはやや大きめのもの)

白だし+水:250cc (昆布だしに白醤油と塩を合わせたもの)
粉ゼラチン:5g(1袋)
好みで柑橘果汁(レモンやすだちなど):少々

1.トマトは湯むきしボウルなどに入れておきます。
2.白だしと水を合わせ好みの味にしておきます。
(または昆布水に塩と醤油を加えて調味します)
3.粉ゼラチンに2を大さじ2杯程度かけてふやかしておきます。
4.2を鍋で温めトマトの皮を入れ2~3分煮たら3のゼラチンを入れて溶かします。
夏の薬膳涼菜、夏野菜の煮浸しと焼き浸しとトマトだしでひんやりトマトゼリー。_e0192461_1354321.jpg

5.1に4を漉しながらかけ、好みで柑橘果汁を搾り軽く混ぜそのまま冷やし固めます。

この所トマトを買って来ては作り置きしている状態です。
白だし以外にコンソメを使う場合や、美味しい塩だけで作る場合もあり、その時々で違っています。
ただ、今年は例年以上にレモンやすだちの風味が恋しくて、こういうジュレやお浸しにもちょこちょこっと入れて使っています。
後はオクラも煮浸しにしたものを常備しているので、こちらも納豆に混ぜたり色々使えて便利♪


≪薬膳ポイント≫

トマトは体の余分な熱を取る他、喉の渇きにアプローチします。
また、胃の働きを正常にし消化を助け、食欲を回復してくれるので暑さで食欲減退気味の時にお勧めです。

茄子は余分な熱や水を体から出してくれますが、冷やす性質が強いので冷え性の人は食べ過ぎない様注意が必要です。
温かいお料理や体を温める生姜などと一緒に組み合わせると良いでしょう。


我が家の場合は家人がとても暑がり。
冷やした茄子を食べて貰う事で、すっと熱が引いていく感じになっているが見ていてもよくわかります。
一方私の方は冷えが気になるので、冷やしきったものはあまり食べない様にしたり、生姜汁をしぼったりと体質や体調に合わせて調整しています。



この時期、朝食は冷たい麺類が多くなってくるので、作り置きの涼菜は朝麺のトッピングとしてとても重宝しています♪
夏の薬膳涼菜、夏野菜の煮浸しと焼き浸しとトマトだしでひんやりトマトゼリー。_e0192461_1481830.jpg

冷蔵庫に入っているとちょっと嬉しい我が家の涼菜達です♪


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by yuri-pom | 2012-07-29 13:05 | 野菜料理 | Trackback | Comments(0)

by 薬膳師ゆりぽむ