薬膳な酒肴ブログ~ゆりぽむの今宵も酔い宵。

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今年の土用の丑の日は「精進蒲焼き(鰻の蒲焼きもどき)」は如何?

この1~2ヶ月前からこのブログに来られる際のキーワードで、かなり目立ってきたものがあります。それが

もどき

の3文字。
最初はなんだろうなーと思っていたのですが、今年は鰻が高騰している事もあって、土用の丑の日の鰻の代わりになるものを皆さん調べておられるのだなぁと思いました。

と言う事で、そのもどきがこちら。
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偽蒲焼きと言い、山芋や豆腐を使って作る精進料理の代表格のお料理です。
先日からこの写真の記事へのアクセスがとっても多くなっていたのですが、年々油っこいものがしんどくなってきている今日この頃なので、家人と「今年は偽蒲にしようか」なんて言ってた所でした。

過去記事は2年ほど前のものなんですが、コンテスト応募の為にちょっと蓮根やおからなどを入れたものにしています。
今回はこの偽蒲焼きのオーソドックスな定番の作り方をアップしておきたいと思いますので、良かったら続きをご覧下さい。





色々な作り方のある精進蒲焼きなのですが、私は山芋と豆腐を同量で作るのが好みで、大抵はこんな感じです。
レシピにするので分量を書いていますが、普段は目分量で同量程度の配分で作っています。
そんなにシビアにならなくても作れる簡単なものなんですよ。
山芋多めで作ったり、ひじきや納豆などお好みの具を加えるなどのアレンジも色々出来るのでお好みで調整と言った所でしょうか。


後、この料理に使う山芋は「大和芋」や「自然薯」などの粘りの強いものを使います。

■偽蒲焼き(鰻の蒲焼きもどき)
<材料> 蒲焼き6枚分

大和芋(山芋):150g
絹ごし豆腐~ソフト木綿豆腐:150g
みりん:小さじ1
片栗粉:小さじ1~
昆布茶:ひとつまみ
蒲焼きのタレ:小さじ1程度(生地に混ぜ込む分です)

(その他)
蒲焼きのタレ
山葵、山椒など


1.豆腐は水切りしておきます。(余力があれば裏ごししておきます)
2.山芋をすり下ろし、豆腐と残りの材料を合わせて滑らかにします。
 (ハンドブレンダーなどを使って合わせています)
3.天板にクッキングシートを敷き、海苔を並べます。(ざらざらした側を上にしています)
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 ※この海苔が鰻の「皮」の代用となります。
4.2の種を海苔の上に乗せ、爪楊枝などで筋を入れて「鰻」っぽくしていきます。
5.200度のオーブンで10分程度加熱します。
  (現在はビストロのグリル機能で10分加熱しています)
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6.タレを絡めて出来上がり。
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オーブンなどを使うのが楽なのと油を使わなくて済むので、私はこの方法になるのですが、油を敷いたフライパンで焼いたり揚げてからタレに絡めると言う事で濃厚さを出す事が出来ます。
過去記事にもう少し詳しく記載していますので合わせてご覧下さい。

山芋は、漢方では干したものを「山薬(さんやく)」とよび、滋養強壮に有効な漢方薬として用いられているものです。
消化吸収を促す働きや胃腸を丈夫にしたり、体を潤す効果もあるので美容効果も高いと言われています。

タレは、醤油と味醂同量で、砂糖は味醂の半分~1/3程度を合わせたものを沸騰させない様に煮詰めて作っていて、材料はこんな感じです。

■蒲焼きのタレ(数字は比率)
濃口醤油:1
味醂:1
ザラメ:味醂の半量~1/3
鰻の骨(あれば):適量

1.材料を合わせて沸騰させない様にとろっとするまで煮詰めて出来上がり。
  ※タレは作ってすぐよりも1~2日寝かしてから使うとまろやかになります。

骨を入れる事でより美味しくなるのですが、通販で買っている鰻屋さんから取り寄せすると鰻の骨せんべいが付いてきていたので、いつもはそれを入れてタレを作っていました。
まだ冷凍庫に数本入っているので、今年はそれを利用しようと思います^-^


今年の土用の丑の日は精進蒲焼き、如何ですか?


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by yuri-pom | 2012-07-03 11:55 | 野菜料理 | Trackback | Comments(0)