【大阪泉州地区特産品の水茄子でカルパッチョ風】
2011年 04月 19日
京都で初めて口にしたので京野菜だと思ったら、大阪の野菜なのだとその時に教わりました。
大阪府南西部の泉州地域と呼ばれる場所の特産品なんです。
普通の茄子は灰汁が強い為、生で食べるのには向いてない野菜なんですが、水茄子は灰汁が少なく水分を多く含んでいて、林檎の様な香りもあります。
生でも美味しいですし、お漬け物も美味しいです。
また加熱しても美味しいので、天ぷらや煮物など普通の茄子と同様に使ってもどれも美味しく頂けます♪
色んな食べ方が出来ますが、やっぱり生や浅漬けのお漬け物で味わうのが、水茄子ならではの食べ方かなぁって思います^-^
今回は水茄子をカルパッチョ風なサラダ仕立てにしています。
これが水茄子です
見た目どうって事の無い普通の茄子なんですけどね^^;
水分量が多いので、手に取ると他の茄子よりも重みを感じます。
スライスしてそのまま並べても良いんですが、ちょっと一仕事入れています。
2mm程度の輪切りにしたら「昆布の水塩」と言う、昆布出汁と塩を合わせた調味料をスプレーし、ほんのり昆布締め状態にしています。
今回使っているのは塩分濃度15%の「森」と言う商品で、ハーブと香辛料が入った爽やかなタイプです。
お魚にも使えますが、この様に野菜にかけても。
これを使う様になるまでは、昆布茶を使っていました。
もちろん昆布茶で充分美味しく作れます。
昆布茶で行う場合は、粉のままかけるよりは、水で薄めて刷毛で塗るかスプレーするとむらなく下味を付ける事が出来ます。
水塩も昆布茶もかけすぎると「ただの漬け物」になってしまうので要注意です。
昆布の水塩については、以前の記事に書いてあるので良かったらご覧下さい^-^
大阪の松前屋と言う昆布屋さんが発売している調味料で取り寄せも可です。
下味を付けた後は上からぴっちりラップをして、10分ほど置いておきます。
器に並べ、胡椒やオリーブオイルをかけ、好みの野菜や生ハムなどを乗せたら出来上がりです。
今回はサニーレタスなどを乗せています。
周囲には小さめの角切りにしたトマトを散らしています。
上からマヨネーズをかけても良いんですが、今回は先日作った南蛮漬けの南蛮酢を玉ねぎごとたっぷりかけて頂きました。
【関連レシピなど】
・蓮根ステーキとガッテン流舞茸の野菜プレート(昆布の水塩使用記事)
・鯛の昆布締め(昆布の水塩使用記事)
・お造り3種(パックのお刺身を使ったお造りアレンジと昆布茶を使った簡単昆布締め)
・新玉ねぎと鶏手羽の南蛮漬け
・若ごぼうと筍の土佐煮(大阪市八尾の特産品、若ゴボウを使っています)
・蕗の使い切り(蕗も大阪では泉州地区で多く栽培されているんです)
【昆布の水塩】
取り扱い:松前屋
大阪市中央区心斎橋筋2-8-1
Tel.06-6213-0085(代) Fax.06-6211-9924
URL:http://www.matumaeya.jp/
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野菜をお刺身風に頂くコンセプトだったみたいで、いろんな野菜がスライスされて氷を敷いた桶の中に並べられて出てきて・・・その中に水ナスもあったんです。
灰汁がないし甘みもあって、生でもとっても美味しかったんですが・・・スーパーには売ってなんです(>_<)
結構丸っこい形なんですね!なんかカワイイ(笑)
これからが旬なんでしょうか?
おはようございます~♪
昨日、寒かったですねぇ。
>野菜をお刺身風に頂くコンセプトだったみたいで、
おおお、とっても素敵な居酒屋さん。野菜が豊富だと嬉しくなります^^
水ナス、全国で栽培される様になったと聞いてますが、なかなか普通には売ってないものですね。
形が米なすみたいにころんとしているんですが、米なすよりも二回りぐらい小さいかな。
手のひらサイズなんですよ~。
ナスのフォルムって可愛いですよね^-^
旬は今ぐらいから夏にかけてって感じでしょうか。